この記事の価格・仕様は2026年8月時点のものです。最新の価格と在庫は各販売ページでご確認ください。施工方法は一般的な目安です。お使いの人工芝・防草シートの説明書がある場合は、そちらの指示を優先してください。
人工芝を敷いたのに、芝と壁のあいだから雑草が顔を出している。抜いても2週間でまた生えてくる。
敷き直しを考える前に、確認してほしいことがあります。雑草が出てくる場所は、たいてい3か所に限られます。そのうち「際(きわ)」と「つなぎ目」は、上からテープでふさげば止められます。人工芝をはがす必要はありません。
この記事では、雑草の出口を見分ける方法と、敷き直さずにふさぐ手順をまとめます。テープでは直せないケースも正直に書きます。
この記事で分かること
- 人工芝から雑草が出てくる3つの経路
- 敷き直さずに「際」をふさぐ手順
- テープでは直せないケース(正直な線引き)
- 人工芝に使うテープの色の選び方
- ふさいだあとに再発させないコツ
人工芝から雑草が出てくる3つの経路
人工芝そのものを突き破って生えてくる雑草は、ほとんどありません。雑草は必ず「すき間」から出てきます。まず、自分の庭がどれに当てはまるかを確かめてください。
| 出てくる場所 | よくある原因 | テープで直せる? |
|---|---|---|
| 際(壁ぎわ・縁石ぎわ) | 人工芝と壁のあいだの数ミリのすき間 | 直せる |
| 人工芝どうしのつなぎ目 | ジョイントがずれて口が開いた | 直せる |
| 透水穴(水抜きの穴) | 下に防草シートが無い・破れている | 直せない |
いちばん多いのは1つめの「際」です。人工芝はロール状の製品を切って敷くため、壁や縁石の形にぴったり合わせるのが難しく、細いすき間が残ります。そこに土ぼこりがたまり、種が落ちて根づきます。

敷き直しの前に|際とつなぎ目をテープでふさぐ手順
人工芝をはがす必要はありません。上から帯状のテープを貼って、すき間に光と種が入る道を断ちます。晴れた日が続いたあとに作業すると、粘着がよくつきます。
上を刈るだけでは根が残り、テープの下で伸びます。細いすき間の草は、竹串やピンセットで根ごと引き抜きます。
ここが仕上がりを左右します。ほうきとブラシで砂を払い、濡れている場合は乾かします。汚れた面に貼ると、数日で端からめくれます。
すき間の真上に中心がくるように置き、人工芝側と壁側の両方にかかる幅で貼ります。端から少しずつ、空気を押し出しながら密着させます。
直角に曲がる場所は、無理に折らず、テープに切り込みを入れて重ねると浮きません。
貼り終えたら、全体を手のひらで押さえます。特に端は念入りに。ここを省くと風で口が開きます。
人工芝の毛を巻き込まないように貼る
際に貼るとき、人工芝の毛がテープの下に折れ込んだまま接着すると、そこだけ浮いてすき間が残ります。貼る前に、毛を指で外側へ倒しておくと、ぴたりと決まります。ひと手間ですが、仕上がりがはっきり変わります。
貼る前の掃除、面倒だから飛ばしたくなりますよね。でも私の経験だと、はがれる原因のほとんどが砂ぼこりなんです。ここだけは5分かけてください。
テープでは直せないケース
正直にお伝えします。次の場合は、テープを貼っても解決しません。
- 人工芝の下に防草シートを敷いていない(面全体から生えてくる)
- 透水穴からまっすぐ伸びてきている
- 下の防草シートが広い範囲で破れている
- スギナやドクダミなど、地下茎で横に広がる雑草が本体
透水穴をテープでふさぐのはおすすめしません。水の抜け道がなくなり、人工芝の下に水がたまります。雑草より先に、におい・カビの問題が出ます。
面全体から生えている場合は、下地からのやり直しが必要です。手順は防草シートの敷き方・施工手順にまとめています。下のシートが破れているだけなら、破れた防草シートの直し方で部分補修できます。


見分け方は「場所が同じか、バラバラか」
いつも同じ線の上に生えるなら、際やつなぎ目のすき間が原因です。庭のあちこちからランダムに出てくるなら、下地の問題と考えてください。この見分けができると、無駄な作業をしなくて済みます。
同じ「際」の問題は、お墓の区画でも起こります。墓石や縁石と砂利の境目については、お墓の砂利・防草シートのすき間のふさぎ方で解説しています。
人工芝に使うテープは何色を選ぶ?
補修テープには黒と緑があります。防草シートの上に貼るなら黒で問題ありませんが、人工芝の際に貼るなら緑のほうが目立ちません。黒い帯が芝の縁に走ると、直した場所がかえって目に入ります。
| 貼る場所 | 向いている色 |
|---|---|
| 人工芝の際・つなぎ目 | 緑 |
| 黒い防草シートのキワ・つなぎ目 | 黒 |
| コンクリート・砂利との境目 | 黒(汚れが目立ちにくい) |
際をふさぐのに使うNestrayの補修テープ
Nestrayの防草シート補修テープは、幅10cm×20mの不織布タイプです。防水で強粘着、手で切れるので、際にそって少しずつ貼り進められます。コンクリート面にも使えます。
「主張しないことで、暮らしを整える」というNestrayの考え方どおり、直したあとが目立たないことを優先して色を作りました。人工芝に合わせるなら緑、防草シートに合わせるなら黒を選んでください。
まずは人工芝になじむ緑から。こちらはAmazonのみの取り扱いです。
緑を出したのは、人工芝に黒を貼ったお客様の写真を見たのがきっかけなんです。機能は同じでも、色が合わないと結局その部分だけ気になってしまうんですよね。
人工芝以外の場所も緑でそろえるべきかは、補修テープの色の選び方にまとめました。黒のままでいい場所もあります。
防草シートの上や、コンクリートとの境目に使うなら黒です。こちらはAmazon・楽天・Yahoo!の3つから選べます。価格は時期により変動しますので、最新の価格は各サイトでご確認ください。
必要な長さは「際の合計」で考える
庭をぐるりと囲む場合、思ったより長さが必要です。壁ぎわ・縁石ぎわ・つなぎ目を足し算して、少し余裕をみて選んでください。20mあれば、一般的な広さの庭の際は一周まかなえます。


ふさいだあと、再発させないために
テープを貼っても、その上に土がたまれば、そこがまた種の苗床になります。年に2回、落ち葉と土ぼこりを掃くだけで再発はかなり減ります。春先と、落ち葉が終わる冬のはじめが目安です。
強い風でテープの端が浮いてきたら、早めに押さえ直してください。めくれの防ぎ方は防草シートが風でめくれる原因と固定方法で解説しています。壁ぎわ特有の対処は壁際・コンクリ際の雑草対策もあわせてご覧ください。
よくある質問
- 人工芝の上から直接テープを貼っても大丈夫ですか?
-
際やつなぎ目に沿って貼る分には問題ありません。ただし芝の毛を巻き込むと浮くので、貼る前に毛を外側へ倒してください。芝の面全体を覆う使い方は想定していません。
- 雨の日でも貼れますか?
-
濡れた面には密着しません。晴れた日が続いて乾いているときに貼ってください。貼ったあとは、防水なので雨に当たっても問題ありません。
- どのくらい持ちますか?
-
使う場所と日当たりで変わるため、期間の断定はできません。端が浮いてきたら押さえ直す、浮きが戻らなければその区間だけ貼り直す、という使い方が現実的です。
- 透水穴から生えてきた草はどうすればいいですか?
-
穴はふさがないでください。水の抜け道がなくなります。この場合は下の防草シートに原因があるため、部分的にはがして下地を直す必要があります。
まとめ|人工芝の雑草は「際」を止めれば大きく減る
敷き直しは最後の手段です。まずは雑草の出口を見分けて、ふさげる場所からふさいでください。
- 出てくる場所が「いつも同じ線の上」なら際・つなぎ目が原因
- 根から抜いて、砂を落としてから貼る
- 芝の毛を巻き込まない
- 透水穴はふさがない
- 人工芝には緑、防草シートには黒
防草シートそのもののキワ・つなぎ目でお困りの場合は、防草シートのキワから雑草が生える原因と対策が参考になります。商品の一覧は防草シート補修テープの商品ページからご覧いただけます。










