この記事の商品仕様は2026年9月時点のものです。対応する刃は機種ごとに違うため、お手持ちの草刈機の取扱説明書の指示を必ず優先してください。この記事は、刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育(厚生労働省の通達に基づく講習)を修了した代表が、実際に刈払機を使う立場で内容を確認しています。
迷ったらココだけ:充電式の替刃 早見
- ツルが巻き付いて何度も止まる → 説明書で2枚刃が使える機種なら、230mmの2枚刃が候補
- 小石が車や窓に飛ぶのが心配 → 刃を替えても石は飛ぶ。刈り方と立ち位置で防ぐ
- バッテリーがすぐ切れる → 刃では解決しにくい。刈り方と予備バッテリーで
- 説明書に「指定の刃(純正品)を使う」 → メーカー純正の刃を選ぶ
👉 まずは説明書で「外径・取付穴・使える刃の種類」の3つを確認。詳しくは本文の早見表で。
充電式の草刈機で刈っていると、ナイロンコードは小石や草を飛ばし、付属のチップソーには葛のツルが巻き付く。バッテリーも思ったより早く切れる。刃を替えれば楽になるのでは、と考えて「充電式 草刈機 替刃」を調べている方も多いと思います。
ただ、充電式はエンジン式より合う刃の幅が狭く、選び方を間違えると付かなかったり、機械に無理をさせたりします。充電式の替刃は、説明書の「外径」「取付穴」「使える刃の種類」の3つで決まります。3つとも合えば、草を細かく刻む230mmの2枚刃も選択肢に入るんです。
先にお伝えしておくと、刃を替えて解決しやすいのは「ツルで止まる」悩みです。石の飛び散りとバッテリーの持ちは、刃よりも刈り方で変わります。
この記事で分かること
- 説明書のどこを見れば、使える刃が分かるか(説明書が無いときの調べ方も)
- 18V・36Vなど機種タイプ別に、合う刃が一目で分かる早見表
- ナイロンコード・チップソー・2枚刃の、充電式での向き不向き
- 230mmの2枚刃が合う機種・合わない機種と、安全に使うためのルール
充電式草刈機に金属刃は付けられる?Nestrayが最初に見る説明書の3項目
充電式の草刈機にも、金属の刃を付けられる機種があります。付けられるかどうかを決めるのは、説明書にある次の3項目です。
| 確認する項目 | 説明書での書かれ方の例 | ここが合わないと |
|---|---|---|
| ① 外径(刃の端から端までの長さ) | 「刈刃外径 230mm」「230mmを超える刃は使わない」 | 大きすぎる刃はモーターに無理がかかり、止まりやすくなる |
| ② 取付穴(刃の真ん中の穴の直径) | 「取付穴径 25.4mm」「20mm」 | 付かないか、中心がずれて回転中にぶれる |
| ③ 使える刃の種類 | 「チップソー・ナイロンカッター」「指定の刃を使う」 | 書かれていない種類の刃は、使わないのが原則 |
18Vの充電式には、説明書で「刃の外径は230mmまで」と決めている機種があります。エンジン式でよく使われる255mmの刃は、こうした機種には使えません。取付穴は、エンジン式ならほぼ25.4mm(約2.5cm)ですが、充電式には20mmの機種もあります。
③も見落とせません。買ったときにチップソーが付いていた機種でも、説明書で使える刃がチップソーとナイロンだけ、ということがあります。「指定の刃(純正品)を使う」と書かれている機種は、その指示に従ってください。説明書の指示と違う刃を付けて起きた故障やけがは、メーカーの保証の対象外になることがあります。
説明書が見当たらないときの調べ方
説明書をしまい込んでいても、次の3つで調べられます。
- 本体に貼られたシール(持ち手の近くやバッテリーの差し込み口のまわり)から、型番をメモする
- 「メーカー名+型番+取扱説明書」で検索する。メーカーのサイトで説明書が見られることがあります
- 今付いている刃を見る。「230」のような外径の数字が印刷されていることがあります。無ければ、刃の端から端までを定規で測る
外径と穴径の測り方は、草刈り替刃のサイズの選び方(外径・穴径の適合チェック表)で図つきで解説しています。
刃の良し悪しより先に、穴と外径が合うかどうか。ここが合わない刃は、どんなに良い刃でも付けられません。買う前の1分で防げる失敗なので、先に確かめてみてください。
機種タイプ別|充電式草刈機に合う刃の早見表
説明書の3項目が分かったら、下の表で自分の機種に当てはまる行を探してください。○×は一般的な目安で、最後は説明書の指示が優先です。


| 説明書の内容 | ナイロンコード | 230mmチップソー | 230mm 2枚刃 | 255mm以上の金属刃 |
|---|---|---|---|---|
| 外径230mmまで・穴25.4mm・2枚刃も使える | ○ | ○ | ○ | × |
| 外径230mmまで・穴25.4mm・使える刃はチップソーとナイロンだけ | ○ | ○ | ×(種類が違う) | × |
| 外径230mmまで・穴20mm | ○ | 穴20mm用なら○ | ×(穴が合わない) | × |
| 「指定の刃(純正品)を使う」とある | 純正なら○ | 純正なら○ | ×(指定外) | × |
| 外径255mm以上もOK・穴25.4mm・2枚刃も使える | ○ | ○ | ○ | ○ |
バッテリーの電圧だけで、使える刃の大きさは決まりません。36Vや40Vmax(高出力のバッテリー)の機種にも、230mmの刃が標準のモデルがあります。「36Vだから255mmで大丈夫」と決めつけず、説明書の数字を見てください。
外径255mm以上が使える機種なら、刃の選択肢は広がります。Nestrayの255mmの2枚刃(高炭素SK5モデル)も、充電式18V以上が目安です。いっぽう、Nestrayの3枚刃と、270mm・305mm(SK95)の2枚刃はエンジン式専用なので、充電式には使わないでください。充電式と3枚刃の関係は充電式の草刈機で3枚刃は使える?で解説しています。
ナイロンコード・チップソー・2枚刃|充電式での向き不向き
刃の大きさが決まったら、次は種類です。充電式でよく使われる3種類を、困りごと別に比べました。
| 刃の種類 | ツルの絡みにくさ | 小石・草の飛び散り | 刈った草の片付け | 向いている場所 |
|---|---|---|---|---|
| ナイロンコード | △ 長いツルは巻き付きやすい | 多い(広く飛ぶ) | 草が散らばる | 壁際・フェンス際・柔らかい草 |
| チップソー | ○ | ナイロンより少なめ | 草が長いまま残る | 硬い草まで幅広く |
| 2枚刃(草を細かく刻むタイプ) | ○ ツル草向けとされる | 草の破片は飛ぶ。石は苦手 | 草が細かくなりやすい | 葛などのツル草、背の高い草 |
ツルが巻き付いて何度も止まるなら、2枚刃が候補になります。草を刻みながら刈るタイプなので、ツル草の多い場所で選ぶ人もいる刃です。絡まる原因と刈り方のコツは、草刈り機にツルが絡まる原因と対策にまとめています。
石の飛び散りは、刃を替えても消えません。金属の刃はどれも石をはじきます。車や窓が近い場所では、刃の左側で刈る、飛んで困る物の側に自分が立つ、石の多い所には刃を当てない、といった刈り方で防ぎます。詳しいやり方は、草刈りの飛び石対策にまとめました。
230mmの2枚刃はどんな充電式に合う?正直な注意点
230mmの2枚刃が使えるのは、早見表で「2枚刃」が○の機種です。ほかの刃と比べて知っておいてほしい点が3つあります。
取付穴は25.4mmの1種類
Nestrayの230mmの2枚刃は、取付穴が25.4mm(約2.5cm)です。取付穴が20mmの機種には使えません。刃の穴のほうが大きいため中心が合わず、回転中にぶれて危険です。変換用の部品などで合わせる使い方も、説明書に書かれていない限りしないでください。
刃を替えても、バッテリーは長持ちしない
この刃は厚さ3mm、1枚312gあります。軽さを売りにした刃ではありません。刃を替えてバッテリーの持ちが良くなることは期待しないでください。今の刃より重ければ、そのぶん早く切れることもあります。
バッテリーを長持ちさせたいなら、刃より使い方が効きます。一度に草へ入れる量を減らして回転を保つ、背の高い草は膝より下で少しずつ何回かに分けて刈る、予備のバッテリーを用意する、の3つです。充電式ならではの使い方のコツは、充電式×3枚刃の記事の「バッテリーの消耗を抑える使い方」でも紹介しています。
石の多い場所と、仕事の現場には向かない
2枚刃は、石や切り株に当たったときの跳ね返りが強めです。刃が硬い物に当たり、機械ごと横にはね返される動きで、キックバックと呼ばれます。仕事として刈る現場では、2枚刃を避けるよう指導されることがあります。この刃は、家庭の庭や畑まわりで使う前提の刃です。
充電式で2枚刃を使うときの安全ルール
刃を替える前に、次の5つを守れるか確かめてください。
2枚刃を使う前の5つの約束
- 刈る前に、大きな石・空き缶・枝を拾っておく
- 飛散防止カバー(刃の上の覆い)は外さない
- 周りに人がいないか、車や窓に向けて刈っていないかを確かめる
- 保護メガネ(ゴーグル)・長袖・長ズボン・厚手の手袋を着ける
- 作業の前に、刃にひびや欠けがないかを毎回見る
2枚刃はよく刈れるぶん、当たったときの勢いも強い刃です。小さな欠けでも、回転中に飛ぶと危ないので、使う前に刃を一度ぐるっと見てもらえると安心です。
特に守りたいのが目。草の破片や小石は一瞬で当たります。Nestrayの作業用ゴーグルは、普段のメガネの上からそのままかけられる形をしています。鼻まわりや横にわずかな隙間があるため、細かい粉じんを完全に防ぐものではありません。草刈りの飛散物から目を守る用途で選んでください。
2枚刃の事故の例と避け方は、草刈機の2枚刃は危険?事故事例と回避方法で詳しく解説しています。
Nestray シュレッダーブレード230mmが向く人・向かない人


Nestrayのシュレッダーブレード230mmは、外径230mm・取付穴25.4mmの2枚刃です(230×72×3mm・2枚入)。適合の目安は、充電式(バッテリー式)が18V以上、エンジン式が20cc以上です。ただしこれは、すべての18V機に付けられるという意味ではありません。付けられるかどうかは、説明書の3項目で確かめてください。
刃を作っているNestrayとして、合う人と合わない人をはっきり分けておきます。
向く人
- 説明書で「外径230mm・取付穴25.4mm・2枚刃」が使える草刈機を持っている
- 付属のチップソーに葛などのツルが巻き付き、何度も止めている
- 刈った草をなるべく細かくして、片付けを減らしたい
- 家庭の庭や畑まわりなど、石の少ない場所で使う
向かない人
- 説明書に「指定の刃(純正品)を使う」「使える刃はチップソーとナイロンのみ」とある機種の人
- 取付穴が20mmの機種の人
- 石の多い場所や、仕事の現場で使う人
- 先端の軽さやバッテリーの持ちを何より優先したい人
向かない人に当てはまらなければ、候補に入れてください。2枚入りなので、1枚が傷んでもすぐに付け替えられます。サイズと穴径は、購入前に販売ページでもう一度見ておくと安心です。
230mmはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで取り扱っています。刃の付け替えは、ナットの回す向きと刃の表裏を草刈機の刃の交換方法で確認してから行ってください。ほかのサイズの刃との違いは、Nestrayの草刈り替刃ページで見比べられます。
よくある質問
- 説明書に「純正品以外は使わない」とありました。230mmの2枚刃は使えますか?
-
その場合は使わないでください。説明書の指示が優先です。メーカー純正の刃の中から、目的に合うものを選んでください。
- 230mmのチップソーと2枚刃は、どちらを選べばいいですか?
-
ツルが巻き付いて止まる、刈った草を細かくしたい、という悩みなら2枚刃が候補です。石の混じる場所や、細い木まで刈りたい場合はチップソーのほうが扱いやすい刃です。どちらも、説明書で使える刃の種類に入っていることが前提になります。
- 取付穴が20mmの充電式にも付けられますか?
-
使えません。Nestrayの230mmの2枚刃は取付穴が25.4mmで、20mmの軸に付けると中心が合わず、回転中にぶれて危険です。20mm用の刃を選んでください。
- 刃を2枚刃に替えると、バッテリーの持ちは変わりますか?
-
長持ちするとは考えないでください。この刃は厚さ3mm・1枚312gで、軽さを重視した刃ではありません。バッテリーを持たせるには、一度に刈る量を減らして回転を保つ、予備のバッテリーを用意する、といった使い方の工夫が効きます。
- エンジン式の草刈機にも使えますか?
-
エンジン式は20cc以上が目安です。取付穴が25.4mmで、外径230mmの刃が使える機種なら使えます。付けられるかは、サイズ適合チェック表で確認できます。


まとめ|Nestrayの230mmは「説明書の3項目」が合う充電式に
充電式草刈機の替刃選びは、自分の機械に合うかどうかの確認から始まります。
- 説明書で「外径」「取付穴」「使える刃の種類」の3つを確かめる
- 説明書が無ければ、本体の型番シールから調べるか、今の刃を測る
- 「指定の刃を使う」とある機種は、メーカー純正の刃を選ぶ
- ツルが巻き付いて止まるなら、2枚刃が使える機種で230mmの2枚刃が候補になる
- 石の飛び散りとバッテリーの持ちは、刈り方しだいで変わる
- 2枚刃は石の少ない場所で、ゴーグルなどの保護具とセットで使う
3項目が合う機種なら、ツルの巻き付きに悩む方の選択肢の一つとして、Nestrayのシュレッダーブレード230mmを検討してみてください。まずは今日、草刈機の型番を1つメモするところからどうぞ。









